毒になる親 一生苦しむ子供 (講談社プラスアルファ文庫)

毒になる親 一生苦しむ子供 (講談社プラスアルファ文庫)

玉置 悟

講談社

グループ:Book

ランキング:266位

価格:¥ 819 (税込)

発売日:2001-10-18

在庫状況:在庫あり。


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毒になる親 一生苦しむ子供 (講談社プラスアルファ文庫) のカスタマーレビュー

押し付けられた人生からの解放  (2010-09-08)
日本人に強い倫理観として、「親に逆らってはいけない」「親に感謝するべし」「親は大切にすべし」などの儒教的な倫理観がありますが、むしろそれに縛られて苦しい思いをされている方が多いような気がします。

私の場合は、親の理想どおりに育てられ、どこに出しても自慢できる長男として育てられましたが、本当の自我が隠れたまま成人し、就職→結婚→子供の誕生と順調に行っていた人生が、40歳を過ぎてから逆回転し、失業→うつ病/アルコール依存症→離婚とすべてを失ってしまいました。そのときでも実家に帰ることは世間体上許されませんでした。

今でも親は「立派に育ててくれたことに感謝しろ」という調子ですが、この本を読んでから、親とはいったん距離を置いて、隠れていた本当の自我を確認する作業を始めました。人生を行きなおすためにとても役に立った一冊です。今子供とは離れてしまいましたが、「そのまま」「ありのまま」に育ってほしいと切に願いながら生きています。

心の傷みと向き合うために  (2010-09-08)
誰もが自分の家族を『基準』育つ。成長するにつれ「何か違う」と思っても、違いや不条理を理解するのはとても難しいことなのだろう。私が友人に薦められて読んだこの本は、横暴な父親に育てられ、自分の価値を見失いかけていた甥に、とても良い指針を与えてくれた。「自分のことを書かれているようだ」という甥。自分だけではないという希望と、傷みと向き合う強い意志を確認するために、この本を手元に置きたいというので、彼のために買った。今でも時々読み直し、日々の糧にしているという。現実から逃げずに戦い、自分の人生を手にしたいと願う人に、ぜひお薦めの一冊です。

体験者でも冷静に読めた。  (2010-07-31)
とても研究されているのも分かりますし、尚且つ
体験者に分かりやすく導いているような感じがして
大変読みやすかった。もしかして自分もそうじゃない
のかな?と思い当たる節があったら読んでみると
参考になるかもしれない。そしてヨソはもっと
酷いなと思うことを知るような気がする。

心が少し楽になりました  (2010-07-20)
 私はいわゆる精神的虐待を受けてきました。身体的暴力を受けていなかった私はずっと「性的虐待や身体的虐待を受けた人はもっと苦しいんだから、こんなことで被害者面してはいけない」と思い続けてきました。でも苦しい思いはずっとありました。
 本書は私のような精神的虐待の被害者でも共感できる部分が多くありました。特に後半部分は、実際に「毒になる親」にどう対処していけばいいかが書かれており、いかに自分が親に感情を縛られているかが非常によくわかりました。そして、自分の現状を客観的に知ることができた気がします。親はどう頑張っても変わらないけれど、そんな人たちにはもう絶対に「左右されない」自分に変わることが大切なんだとわからせてくれました。大人になっても親との関係に悩んでいる方にぜひ読んでいただきたいです。

子育てできない親、子離れできない親の増加  (2010-07-03)
子育てを見つめなおす上で参考になる良書です。

子育てに失敗した事例が多数掲載されており、子供たちがどのようにしつけられてきたのかがよくわかります。親が子のためにしてあげなければいけないこと、してはいけないことを見つめなおす上で重要です。

小さな子は親からの愛情が注がれず苦しみ、成長した子供は親からの過剰な干渉に苦しんでいる、日本。なぜ親達は子育て・子離れできなくなったのか。

本書では毒になった親がまた新たな毒になる親を生み出すという悪循環を指摘しています。教育格差等も論じられる今こそ、すべての子がよりよい子育てを受けられる環境を整える段階にあるのかもしれません。

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