村上朝日堂はいかにして鍛えられたか (新潮文庫) - 本
村上朝日堂はいかにして鍛えられたか (新潮文庫)
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村上朝日堂はいかにして鍛えられたか (新潮文庫) のカスタマーレビュー 
なかなかしたたかなエッセイ集
(2010-02-28)
ノーベル賞候補にもなったという村上春樹のエッセイ集です。
のほほんとした気軽な風を装っていますが、他の作家のエッセイに比べて、タブーを恐れず?、自分の価値観をオープンに書いていると思われる点が好感を持てます。
文章もこなれて読みやすく、話題も時事ねたが少なく今読んでも分かることがほとんどなので、エッセイを読みたい人にお勧めです。
成熟した朝日堂
(2009-11-16)
過去の村上朝日堂と比較すると
考えさせられてついつい本を読む手を止めさせられることの多かった本書だが、
「いつまでも自分の心を打ち続ける本を持っている人は幸福である」というくだりの話などは
私にとっては出会ってよかったエッセイのひとつだ。
ニュートラルな視点
(2008-04-02)
安西水丸さんの力一杯脱力しているイラストと
すごくニュートラルな視点で書かれた村上春樹さんのエッセイ。
読んではんなりする心地です。
そもそも村上さんは連載として書かれたエッセイを
締め切りに捕われずに書いたといわれる。
日常のあれこれを起点に趣味とか遊びに近い感覚で綴っているので
くだらないといえばくだらないけれど
彼の人柄が惜しみなく醸し出されるカタチとなった。
今でいうブログ日記に近い感覚だろうか?
やはりというかさすがというか
物書きとして筋を通している
そんなことを強く思った。
抽象的ですね。
つまりすごく面白い読みものということです。
人気作家の平凡な日常と非凡な観察
(2008-02-16)
村上さんの小説はちょっと・・・という人でもこの本はお勧め。人気作家でありながら肩肘をはらずにマイペースで生きながら、真摯な態度で創作に向き合い(文学集や翻訳の項)自分の趣味を大切にし(マラソン)日常の矛盾(ロンドンで受けだ仕打ちや物価のこと、日本語の事など)に提言を投げかけ、含蓄があるのに説教くさくない。
村上春樹という作家の人間性を垣間見ることのできる一冊である。なくなったマラソン選手への哀悼いは彼の誠実さも感じられるし、温厚な彼が思わぬ事にこだわって怒りをおぼえたり、意外な趣味や興味に驚かされる。後書きにある後日談もたのしい。
基本的の村上春樹はどんな状況でも自分を確固と持ち続ける事のできる人なんだと感じたし、だからこそ一流の作家として自分の作風を持ち続けられるのであろう。
村上春樹を好きな人もそうでない人にもおすすめ。
実は私が一番心ひかれたのは、愛猫故ミューズのこと。
ミューズのエピソードもっと書いてほしいな・・・
尻尾まで餡が詰まっています
(2006-06-03)
59本+おまけ2本のエッセイ(安西水丸氏の絵付き)に
「あとがき」と「付録」が付いた、村上春樹氏の文庫本。
目次を眺めているだけで楽しい。
というより、タイトルの付け方がうまいということかな。
寝ころがって気楽に読める。
そんな中にふとリアルでシリアスなことばを見つけて、
起き上がって姿勢を正して真剣に読んでいる自分に気づいたりする。
近づきやすくて、中身がある、よく出来た鯛焼きみたいな本でした。
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