Kaori Muraji Plays Bach(限定盤) - ミュージック

Kaori Muraji Plays Bach(限定盤)

Kaori Muraji Plays Bach(限定盤)

村治佳織
バッハ
フンケ(クリスティアン)
ケヴァントハウス・バッハ・オーケストラ

UNIVERSAL CLASSICS(P)(M)

グループ:Music

ランキング:7613位

価格:¥ 3,500 (税込)

ポイント:175 pt

発売日:2008-10-29

在庫状況:通常24時間以内に発送


Kaori Muraji Plays Bach(限定盤) の曲目リスト

1.チェンバロ協奏曲 第2番 ホ長調 BWV1053(ギターとオーケストラのための編曲版) 第1楽章:Allegro
2.チェンバロ協奏曲 第2番 ホ長調 BWV1053(ギターとオーケストラのための編曲版) 第2楽章:Siciliano
3.チェンバロ協奏曲 第2番 ホ長調 BWV1053(ギターとオーケストラのための編曲版) 第3楽章:Allegro
4.G線上のアリア(ギターとオーケストラのための編曲版)
5.チェンバロ協奏曲 第5番 ヘ短調 BWV1056(ギターとオーケストラのための編曲版) 第1楽章:Allegro
6.チェンバロ協奏曲 第5番 ヘ短調 BWV1056(ギターとオーケストラのための編曲版) 第2楽章:Largo
7.チェンバロ協奏曲 第5番 ヘ短調 BWV1056(ギターとオーケストラのための編曲版) 第3楽章:Presto
8.主よ、人の望みの喜びよ(ギター・ソロ)
9.パルティータ 第2番 ニ短調 BWV1004(ギター・ソロ) I.アルマンド
10.パルティータ 第2番 ニ短調 BWV1004(ギター・ソロ) II.クーラント
11.パルティータ 第2番 ニ短調 BWV1004(ギター・ソロ) III.サラバンド
12.パルティータ 第2番 ニ短調 BWV1004(ギター・ソロ) IV.ジーグ
13.パルティータ 第2番 ニ短調 BWV1004(ギター・ソロ) V.シャコンヌ
14.メヌエット BWV Anh.114&115(ギター・ソロ) (国内盤のみボーナス・トラック)

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Kaori Muraji Plays Bach(限定盤) のカスタマーレビュー

ギターのバッハ良し、SHM-CDには奮起を  (2009-01-09)
村治佳織のバッハ。
満を持して、というよりも、一つの節目として気負わずに取り組んだという印象である。
どの楽曲も個性と主張を前面に押し出すというより、伴奏となるゲヴァントハウスとの調和を探りながら、互いに呼応し合い、楽しみながら演奏している様子が伝わってくるかのようである。特にG線上のアリアのよう持続音に大きな特徴がある曲は本来ギターには不向きであるが、そこは編曲の妙で、旋律を補助する伴奏と溶け合いながら、新たなる魅力を見出してくれる。逆にシャコンヌなどは、それこそシゲティのバイオリンのような鬼気迫る精神性は求めようもないが、この曲はギターがあっているようで、彼女のバッハに対する真摯な姿勢が1音1音に込められている、好感のもてる演奏である。今後キャリアを重ねていく過程においてどう変化していくか、これからも弾いてもらいたいと思う。

さて、話題のSHM-CDを初めて聴いた。従来のCDと比較したわけではないが、一聴してつややかではっきりした音像に、クオリティの高さを実感させる。さすがにSACDのような天井を取っ払ったようなレンジ感の広さは感じられないのは仕方がないところだが、CDの規格が今後この素材に移行していくのであれば、歓迎である。
ただし、通常盤と比べて500円の価格差は疑問が残る。ブックレットの写真が異なる差別化は理解するが、わざわざ通常よりほんの少しだけ厚いプラスチックケース使うなど、無意味なコストをかけていないか(別にブックレットが厚いわけではないし、ビニールカバーに入らない!)。技術の進歩でより良いものが安くなっていくのは当然のことであり、やり方を間違えると結局一過性の話題で終わり、消費者にソッポを向かれるだけだろう。単純に考えれはSACDには音質で絶対に敵わないのに、なぜそれより高いのか?コストダウンを進めて安く提供するしか普及の道はないはずなのだが。

コンサート会場で聞きました。  (2008-12-07)
バッハは難しいイメージがあるのですが、聞きなれた曲は聴き易いです。
主よ、人の望みの喜びよ はクリスマスシーズンの今にぴったりです。
有名すぎる G線上のアリア は、やっぱり好きです。
クラシックに詳しい人は別の楽しみ方もあるのでしょうが、聴き易いのは嬉しいです。

村治佳織はどこに行きたいんだろう?  (2008-11-02)
村治佳織は十代の時に、スカルラッティなどとともにバッハの小品を何曲か録音していましたが、今回はじめて、全面的にバッハと取り組みました。ユニークなのは2つのチェンバロ協奏曲をギター用に編曲し、ライプツィッヒのゲヴァントハウス・バッハ・オーケストラと共演していることです。録音もゲヴァントハウスの大ホールで行われ、ホールトーンの豊かな優秀録音に仕上がっています。今回はSHM-CD版を購入したのですが、正解でした。今後クラシックやアコースティックなジャズでは、この素材がスタンダードになってほしいと希望します。

さて、演奏ですが、当然チェンバロの演奏をギターですべてカバーすることはできませんので、低音部などはチェロなど他の楽器が分担しています。たしかに心地よい演奏ではありますし、彼女のファンであれば購入して失望することはないでしょう。ただ、このような編曲版を演奏する必然性はというと、ちょっと考えてしまいます。また、もうひとつの柱である、有名な「シャコンヌ」を含むニ短調の『パルティータ』についても、屈託のない明るさと歌心のある演奏ではありますが、バッハの音楽の核に迫ろうとする求心力や精神性という点ではいま一歩の感があります。もちろんこれは、かなり高いレベルでの不満なのですが。

彼女のようにスター性をもったアーティストの場合、今回のような企画性の強いアルバムづくりが多くなる傾向があります。しかしその半面で、彼女がどのようなギタリストをめざしているのか、見えにくくなる危険性もあるのではないでしょうか。できればいつか再びバッハのリュート曲に挑戦してほしいと思います。

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